金陽会会長挨拶

第8代 金陽会会長 松本昌美第8代 金陽会会長 松本昌美

ご 挨  拶

奈良県立五條高等学校同窓会

金陽会 会長 松本昌美

 金陽会会員の皆様におかれましては、ご健勝にて、益々ご活躍のこととお慶び申し上げますとともに、日頃より同窓会活動に対しましてご理解とご協力を賜りまして、心より感謝申し上げます。
私は、昭和50年(1975年)卒業の松本昌美でございます。
五條市出身で、奈良県立医科大学を卒業後、大学病院や公立病院で内科医として勤務し、地元の県立五條病院、公立3病院の統合再編により平成28年に開院した南奈良総合医療センターで病院長を務めておりました。
金陽会活動では、寄付活動程度でしたが、平成26年度総会で講演させていただいてから、役員を務めております。
令和6年5月、総会において皆様のご推挙により、阪井紘行前会長の後任として、第8代会長の大役を拝命いたしました。
今日まで錚々たる歴代会長をはじめ、多くの役員、同窓生の皆様のご尽力により築かれました、110年に及ぶ金陽会の歴史と伝統を振り返りますとき、その職責の重さに身が引き締まる思いであります。
金陽会は、会員相互の親睦を図ることとともに母校の発展を援助することを目的にしています。
そのために今回役員として、小池 栄副会長(昭和42年卒)、角谷喜一郎副会長(昭和50年卒)、下村卓幹事長(昭和44年卒)そして新たに10名を加え34名の理事による新体制となりました。
今後、総務・運営委員会(丹原善弘委員長(昭和40年卒))、広報委員会(田村隆眞委員長(昭和51年卒))を中心として事業を推進していきます。
金陽会報やホームページ充実による広報活動、会員相互の親睦・交流の活性化に努め、母校ならびに金陽会の充実発展のため役員一同、誠心誠意努力して参りますので、皆様方のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
さて、われらが母校、奈良県立五條高等学校は、益々進む少子高齢化社会において、創立130周年を2年後に控えて、新しい時代に対応すべく変革しつつあります。
何よりも学校の最大のミッションは、「行きたい」「行かせたい」「来てよかった」と思える魅力と活力ある学校づくりを目指し、校訓である「質実・剛健・礼節」を身に付けた、地域・社会に貢献する自立した人材の育成とされています。
近年、少子化の影響などで入学生の定数割れといった危惧すべき状況において、平成28年度にコミュニティ・スクールの指定を受け、五條市や五條市内の幼・小・中学校等と連携し、学習・文化・スポーツ・ボランティア活動など、多岐にわたる活動を推進しておられます。
また、教員交流も含めた教科等の学習に関しても連携し、生徒の進路希望を実現するための進学指導の内容及び方法の工夫改善に取り組んでいただいております。
金陽会報第86号、第87号の報告にありますように、県教育委員会による県立高等学校の教育等の魅力化・特色化の推進の一つとして、「進学教育推進校」及び「スポーツ・文化活動推進校」の指定を受け、令和6年度から様々な取り組みが開始されました。
これらの取り組みに対して、金陽会として精一杯支援していくことを目的に、阪井前会長の肝いりで「サポーター制度」がスタートし、多くの会員の皆様からご協力をいただきました。誠にありがとうございました。この資金を活用して今夏からベルリッツ英語コミュニケーション講座が始まり、18名の受講生が英語力をレベルアップをし、大学受験や国際交流などに役立つよう頑張ってくれています。
この取り組みのみならず、伝統ある母校の後輩たちが生き生きと勉学、運動、社会活動に励めるように、今後もサポーター支援金制度にご協力くださいますよう、お願い申し上げます。
最後に、会員相互の親睦をかねた年1回の総会は、次回令和7年5月25日(日)に開催予定であります。
若い世代の会員にとっても、先輩方との交流は大きな財産となります。
金陽会を通じて、私たちの知識や経験を次世代に伝え、彼らの成長を支援することも大切な役割であります。
総会には是非とも会員の皆様方のご出席をお待ちしております。
これからも会員の皆様との交流を深め、五條高等学校の名をさらに高めていけるよう、共に力を合わせてまいりましょう。
皆さまのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。任のご挨拶とさせて頂きます。

第8代 金陽会会長 松本昌美

第8代 金陽会会長 松本昌美